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新しい環境に入る時、入った時に「しんどいな」と思ったら

新しいクラスに入ったり、進学したり、転職したり、別部署に移ったりと、これから新しい環境に入っていく人たちに対して、また、私自身もそのような場合、よく「心の準備」として「人生は竹のようなもの」とイメージしています。

竹の生え際は竹輪の間隔が狭いのですが、竹は伸びていくに連れて、その間隔も広くなっていきますね。何事も新しいことをするのは力がグッグッと必要で、大変なことなのですが、しばらくしていると慣れてくるので楽になります。皆さんも今の職場や学校、入る前日や入った当初のことを覚えていますか?おそらく今感じていることと異なる感覚だったのではないでしょうか?

「このきつさがずっーと続くって思ってない?」

「過去に最初大変だったけど、慣れてきて楽になった経験ある?」

「まだ生え際のところで判断するのは早くない?」

新しい環境に入って、ちょっとしんどいなと思った時、このような問いかけをしていく中で、このきつさは「今だけ」なんだと今の自分の状況を客観的に見られるようになり、少し気持ちが和らぐことがあります。「終わり」があると思うと少し楽ですよね。ポジティブ心理学の研究では、悲観的な人と楽観的な人の特徴を調査した結果、ネガティブな出来事に対して、楽観的な人は「今だけ」と瞬間的に捉えているのに対して、悲観的な人は「ずっと続く」と永続的に捉えていることが明らかになりました。竹のイメージをもつことによって、「今だけ」という捉え方に変えるきっかけとなります。もし今、新しい環境で四苦八苦されているのであれば、ぜひ、このような竹のイメージをもちながら「いつかは終わる」ことを頭の片隅にいれていてほしいなと思います。そして、普段よりも頑張っている自分に対して、普段よりも優しく接してあげくださいね。