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ABOUT

一般社団法人School for Strengths-Based Education (SSBE)は、ポジティブ心理学と経験学習を基にした心理教育、コンサルテーション、プログラム開発を行うことで、一人ひとりが「水を得た魚」のようにイキイキと生きる社会の実現を牽引します。

ポジティブ心理学とは、ウェルビーイングや一人ひとりが本来もつストレングス(強み)等の人間のプラス面を科学的に研究する心理学です。SSBEは学校や家庭、職場において、自分と他者の「強み」を理解し、お互いが活かし合える機会や環境を整えることで、一人ひとりが「水を得た魚」のようになり、「今、人生が楽しい」「やりがいを感じる」「人に恵まれた」と心の底から言えるような社会の実現を牽引します。

このような「水を得た魚」で溢れる社会を実現するためには、一人ひとりがまず、「自分はどんな『魚』なのか?」を理解することから始める必要があります。そのため、SSBEでは、オンラインスクールを通して、個人が自分自身の「強み」や「ウェルビーイング」について、経験学習を通して、受講生と共に学んでいきます。

一方、自分自身が「どんな魚なのか」を理解したとしても、「水を得た魚」になれる「海」も同時に整えていくことも重要です。SSBEは学校や職場において、一人ひとりが「水を得た魚」になれるよう、教育機関や行政、企業・団体などを対象に個別相談(コンサルティング)や研修、プログラム・サービス開発・監修を行い、「個人」と「環境」の両側面から、この社会の実現に向けてアプローチします。

一般社団法人SSBEは、ポジティブ心理学と経験学習の理論に基づき、以下のサービスを提供します。

サービス
内容
対象
オンラインスクール

ウェルビーイング講座
ストレングス講座
解決志向アプローチ講座
継続学習

一般、教育関係者、保護者、
対人支援職者

コンサルテーション

コンサルティング(個別相談)

教育機関、行政、企業、団体、
個人事業主

プログラム開発

プログラム・サービス開発・監修プログラム・サービス効果検証

教育機関、行政、企業、団体

Positive Psychology

ポジティブ心理学とは、ポジティブな感情や強み、ウェルビーイング等の人間のプラス面を研究する新しい心理学です。従来の心理学は、不安やうつ等のマイナスの感情や弱みに焦点をあて、それを治療することを目的とした「病理モデル」であったのに対し、ポジティブ心理学は、人間の本来持っている力に目を向けることで、より良く生きていくことができるという考え方から生まれました。
一般社団法人SSBEは、一人ひとりが本来持つ強みや心の強さ(レジリエンス)に目を向け、一人一人がその特長に合わせて生きることができるような道筋を示します。

ノート

Experiential Learning

経験学習とは、自分自身が体験したことを振り返り、考察することで「学び」を生み出し、それを将来に活かしていく学習サイクルです。
知識偏重の学習から脱却し、実体験から学ぶ姿勢を大切にします。一般社団法人SSBEは「経験こそ、最良の師である」をモットーに、体験型ベースの「学び」と「成長」をデザインします。

ノート

代表メッセージ

誰もが「水を得た魚」のように生きる社会へ

皆さん、はじめまして。一般社団法人SSBE代表理事の松隈信一郎と申します。私はこれまで、ポジティブ心理学の研究を行いながら、企業の人材育成に携わる一方、10代・20代の不登校やひきこもりの青年達の心理支援を首都圏内で行っていました。それは、学生時代に訪れたバヌアツやフィリピンで、経済的には「貧しい」とされる途上国で「豊か」に生きている人達との出会いがキッカケであり、彼らの「生きる力」に触れるにつれ、「豊か」と言われる日本の方にこそ、何か解決すべき深い闇があるのではないかという考えに至ったからでした。それから、当法人の前身である一般社団法人ストレングス協会を設立し、研究していたポジティブ心理学の理論を応用しながら、日本の青年たちと訪問支援や心理教育を通して、関わってきました。その関わりの中で、自分の強みを見出し、それらを活用していくことで活力を取り戻していった多くの青年達と出会ってきました。その一方、画一的な学校教育や職場環境、先生や親、上司との価値観の差異から生まれるコミュニケーションの悪循環の連鎖により、潰れていった青年達にも出会ってきました。そして、そのような出会いを積み重ねていくうちに、一人一人の青年達に直接関わっていくこと以上に、今、この日本を取り巻いている「社会通念」や「常識」のあり方に変化をもたらすことこそ、本当に重要なことなのではないかという考えが強くなっていきました。それは「不登校・ひきこもり」が良い・悪いという評価ではなく、私たちが住むこの「社会」が、画一的な物差しを手放し、一人ひとりの特長を尊重しながら、誰もが自分の「海」で「水を得た魚」のように生きていける社会へとシフトしていくことの方がより本質的に重要であると感じるようになったのです。

昨今の社会情勢の混乱に触れるにつれ、皆さんも今、この社会は「過渡期」であると実感されていると思います。コロナ禍を経て、これまで「当たり前」とされていた様々な慣習、常識、社会通念に疑問符が打たれ始めました。画一的な物差しで測られていた学校教育や職場環境において、これまでの「当たり前」と変わりゆく時代の潮流との間に大きな溝があることを若い人達を中心に認識し始めています。画一的な枠組みの中で一人ひとりが「自分」を押し殺し、「平均」にならないといけないという価値観から、一人ひとりが「自分」を表現しながら貢献できる「海」の中を泳いでいくことの方がより意味があるのではないかという価値観に少しずつ変化して始めている、そのような空気がこの混沌とした社会に漂い始めていることを感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

私は、この過渡期において、一人ひとりの強みやウェルビーイングを探究するという「ポジティブ心理学」という心理学が果たす役割は非常に大きいと感じています。なぜなら、ポジティブ心理学は、強みやウェルビーイングの研究を通して、一人ひとりが自分はどんな『魚』なのか、そして、その魚がイキイキと泳げる『海』に行くためには何が必要かを教えてくれる学問だからです。この心理学は「今の学校教育や職場環境は変わる必要がある」と誰しもが気づき始めている中、では、「どう変わればいいのか」その方向性を示してくれます。いち、研究者として、そして、この心理学の教育に携わってきた者として、研究論文に基づきながら、この心理学を適切に社会に普及していくことはこの過渡期だからこそ、非常に重要なことだと感じています。

そこで、当法人では、一般の方から教育関係者、行政、企業・団体の方まで、全国各地からこの心理学を適切に学べる場をオンラインスクールとして用意しました。ポジティブ心理学のコアの部分を学んでいくため、学校やご家庭、職場等、様々な状況で応用できる内容になっています。また、各教育機関や行政、企業・団体様に対して、ポジティブ心理学を基にしたコンサルテーション、プログラム・サービス開発・監修を提供することで、「個人」と「環境」の両側面から、この「過渡期」の日本社会において、一人ひとりが「水を得た魚」のように生きていける社会の実現に向けて精進して参ります。

ぜひ、SSBEを通して学んだポジティブ心理学の知識とスキルを皆さんのいる場所でいかんなく発揮してください。皆さん一人ひとりが、そして皆さんの周りにいる大切な人たちが心の底から「今、人生が楽しい」と言えるような「海」を、共に創っていきましょう。過渡期の日本社会にある教育現場を、職場環境を変えていくのは水を得た魚のように生きる「あなた」です。お会いできる日を楽しみにしています。

一般社団法人SSBE代表理事
松隈 信一郎, Ph.D.

法人名
一般社団法人School for Strengths-Based Education (略称:一般社団法人SSBE)
事務所
〒816-0863 福岡県春日市須玖南8-37
代表理事
松隈 信一郎
設立
2018年10月17日設立(旧:一般社団法人ストレングス協会)