INSPIRADOのロゴ

INSPIRADOのロゴ

English

BLOG

将来に夢がない大学4年生が就活でつまずいたら

現在、大学4年生は就職活動の真っ只中にいる方も多くいらっしゃるのではないかと思います。周りの友人が内定をもらっていく中、自分だけが未だに決まらず焦っている方もいらっしゃるかもしれませんが、2022年6月時点での就活状況はある調査によると、未内定者が6割程と報告されており、まだ決まっていない学生の方が多い状況かもしれません。特にこの数年はコロナ禍での就活や学生生活でもあり、少し途方に暮れている方も多い印象をもっています。面接に臨んでも、なかなか内定が出なくなってくると、焦る気持ちが募ってき、その状態で仕事を探してみても、「果たして、自分は一体何がしたいんだろう?」とわからなくなってしまうのも不思議な話ではないと思います。

僕たちは小さい頃から「将来何になりたい?」と「夢」を聞かれることが多く、小学生の頃であれば、周囲の目を気にせずに、ただ楽しそうなこと、やってみたいことを言うことができたのですが、他人と比較しはじめる中学生以降、「平均的」を目的とした教育を受け、人の注目を気にするSNSにさらされてきた僕たちは、周りの基準や反応が気になりすぎて、本来、自分が何をやりたいか、わからなくなってしまうことがよくあります。もし、「ああ、それまさに自分のことだ」と思われる方がいらっしゃったら、安心してください。

今、もし就活中で将来、自分が何をやりたいかわからなくなっていたら、一旦、小休止をして、リセットするために、自分の生活圏を出ることをお勧めします。今、もし煮詰まっていたら、脳がオーバーヒートしている状態です。その状態で将来のことを考えてもマイナスな発想しかできなかったり、袋小路になってしまったり、さらに心身ともに疲弊してしまうことがよくあります。2~3日と具体的な日にちを決めて、ご自身の生活圏を出て、遠出してほしいなと思いますし、欲を言えば、温泉や自然があるところで1~2泊でもしてきてほしいなと思います。僕たちは自分の気づかないところで環境の影響を非常に強く受けています。自分の「生活圏内」を出てみると、今、自分がどんな状態になっているかを客観的にみることができ、負のスパイラルをリセットできる機会になります。また、パソコンと睨めっこをして悩んでいると身体も固まりまくっているはずです。気持ちを切り替えるのは難しいですが、身体をやわらげることで、気持ちが変わった経験を皆さんもされているんじゃないかなと思います。気持ちの切り替えは、身体の緊張を和らげる方が時として効果的な場合があります。そのため、遠出した先の温泉等でゆっくり浸かって少しリセットする機会を先ずは作ってほしいなと思います。イメージですが、水の中でバタバタ足をかいで、なんとか溺れないようにしようとしている状態から、一度、力を抜いて、フッと水面に上がってきてほしい、そんなイメージです。

その際、「今、こんな状況なのに休んでいいのか」と自責の念にかられたり、焦燥感がさらに出てきてしまう方もいらっしゃるかもしれません。特に自分に厳しい人はそのような気持ちになってしまうんじゃないかなと思います。もしそうなっていたら、せっかくリセットをしようと思っていたのに、本末転倒で逆効果ですよね。ですから、「休むこと」は「自分を甘やかせること」ではなく、良いコンディションを整えるための「投資」だと考えてください。体重制限をはじめ、厳しい訓練を行うボクサーも毎日トレーニングをしているかというとそうではありません。彼らも休みます。ただ休むのではなく、ポリシーを持って休みます。コンディションをよくするために休んでいます。「2日間だけだから、一旦、リセットすることを目的にしよう」「これは停滞を意味しない。このまま続けても同じことの繰り返しなら、2日間でリセットする方が1週間単位でみても効率がいい。これは積極的な投資だ」・・・こんな言葉を頭の中でつぶやいてほしいなと思います。

そして、自分の生活圏を出たところで就活サイトは開かずに、幼少期から今まで、自分がハマったものを具体的に書き出してみてください。「生活圏外で!」が重要です。また、「ゲーム」ではなく、「スマブラ」等、より具体的に書いてみてください。三日坊主で終わったものでも構いません。そして、書きながら、当時のことを思い出してみてください。ポイントは、それを仕事に結びつけて考える必要はないということです。ただ、「ああ、これ好きだったなあ」という気持ちに従って書き綴ってみてください。きっと、少しニヤッとする自分に気づくと思います。なぜ、この好きなことを思い出すことをしてほしいかと言うと、自分の本質的な部分と自分を一致させるためです。本来、僕たちは誰しもが赤ちゃんであり、少年であり、少女でした。無条件で生きていた時の感覚を取り戻すこと、それは何も「小さい頃にサッカーが好きだったから、サッカー選手になればいいのか」ということではなく、自分と一致している感覚を取り戻すと物事を軽やかに見えるようになってくるからです。その状態になって、改めて「就職活動」をするのと、煮詰まったままで行うのと、同じことをしていても捉え方や見方が変わってきますし、また、「これまでなんで考えつかなかったんだろう」という発想が出てきたり、行動も起こしやすくなっていきます。

今、将来の夢がないことや何をすればいいか分からないという状況でしたら、考えずに生活圏を出る。身体を緩めて、好きだったことを思い出し、ニヤニヤする。まずはこれからやってみてほしいなと思います。そして、もしよかったら、そのハマったものリストを教えてください。好きなものやハマったものリストには隠れた一人一人の価値観が反映されています。その価値観を軸に将来のことを一緒に考えていくと、たいていの方向性は見えてきます。

もし、リセットされた後に、誰かと一緒に方向性を考えたいときは、ぜひ、オンライン面談で皆さんのハマったものリストを見せてください。道しるべを探していきましょう。